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日本大学芸術学部映画学科「1光年のサウンドスケープ」開催
 8月20日(月)、2006大地の芸術祭「空屋プロジェクト」作品の代表とも云える「脱皮する家」内(松代エリア峠集落)において、日本大学芸術学部映画学科「1光年のサウンドスケープ」が開催」されました。
 日大有志の皆さんは、これまで演劇学科「とうふや甚句−祝いの歌・喜びの舞−」、美術学科(絵画・版画コース)「大変身!つくって描こう」、美術学科(彫刻コース)「下駄をつくろう!」など様々なワークショップを精力的に行ってきました。今回の大地の祭りの最後を飾るのが映画学科の皆さんのワークショップです。
 映画学科の皆さんは、作品(脱皮する家)制作に費やした約2年半の期間を、彫刻コースの皆さんと共に過ごし制作の過程を記録してきました。記録のビデオだけでなく、一緒に歩んできた2年半を何かの形で表現できないかと考え結果が今回のワークショップとなりました。
日大芸術学部映画学科「1光年のサウンドスケープ」
日本大学芸術学部映画学科「1光年のサウンドスケープ」開催
 制作段階で録音した彫刻刀を叩く音や、冬の厳しい吹雪等を映像と音で表現しています。
 上の画像は、ムービングプロジェクターを駆使し、人形を吹雪に見たて、音声と一緒に臨場感たっぷりに流します。気持ちを落ち着け、一面に掘り出された彫刻に写り出される映像と音声(音楽)は、ほぼ制作開始段階から現場を見ている編集部には苦労が伝わってくるようです。

日本大学芸術学部映画学科「1光年のサウンドスケープ」開催
映像に映し出される妻有の万華鏡
万華鏡にも見える妻有の風景
 次々と映し出される万華鏡のような形の映像は、妻有の風景であり、作品が完成するまでの苦労、係わった妻有の皆さんとの交流などが凝縮され映像として映し出されています。
 ムービングプロジェクターと最新の機材を導入し、映像と音が成し遂げる一体感を感じることができると思います。
 一面に彫刻された空間と映し出される映像と音はまさに日大芸術学部の集大成ともいえるのではないでしょうか?

天井に吊されたムービングプロジェクター
ムービングプロジェクターを天井から吊るし映像を流す。
タイトルの背景に映し出された木槌と彫刻刀
タイトルの背景には、彫刻刀と木槌が映し出されている。
映像は脱皮の集大成
 あまりの作業の大変さに脱落者が続出したと云われる「脱皮する家」の制作苦労が映像で伝わってきます。
 1光年というタイトルは、廃屋が現代の人間によって蘇る計り知れなさや、これから進むであろう時代の変化に警鐘を鳴らしているようにも感じられました。

日大芸術学部彫刻コースが設置した案内看板
峠の棚田・脱皮する家の看板設置
 日大芸術学部の皆さんが、会期前(大地の祭り)設置した看板。これからは、この看板を目印に脱皮する家に遊びに出掛けてください。
 日大芸術学部の鞍掛先生の次なる目標は、2009年芸術祭において、「鉄の家」を制作することだそうです。
 梁(はり)も柱も屋根も鉄で制作し、そこに置かれる下駄であっても全て鉄で制作したいのだそうです。企画段階なので大きな声では言えませんが、やる気満々でした。
 日大芸術学部の活躍に期待がかかります。

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